突然ですが推しの宣伝をさせてください。
乃木坂46の生田絵梨花ちゃんと松村沙友理ちゃんによるユニット、からあげ姉妹が現在放送中のアニメ「ポケットモンスター」のOPを担当しております。
「無表情」以来5年ぶりくらいのからあげ姉妹!んでまた乃木坂にはないタイプの楽曲だから新鮮!( * ॑˘ ॑* )⁾⁾
アイドルがアニメとタイアップするとちょいちょい批判されがちなのが、両方好きなオタクとしては心がつらいところなんだけど……双方にファンが広がってくれたらいいなって思います><
……と、最新の話題を出したところで、今回観たのは20年以上前の作品です。
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を観ました。「evolution」じゃない方です。
私はバリバリのポケモン世代で、確かに子供の頃ゲームはやっていたんだけど、アニメを観てた記憶があまりなくて。
「ミュウツーの逆襲」も上映されてたことはなんとなく知ってたけど、観たのは今回が初めてです。
でさー、びっくりしたわよー。
なにこれー。生命倫理の話じゃんー(´・ω・`)
えっ、ポケモンってこんなにヘビーな話なの?これ子供が観ても内容わかるの?
当時の私だったらたぶん「ミュウかわいい〜♡」と「ピカチュウかわいそう><」くらいの感想しか抱けなかったと思います\(^o^)/
ミュウツーってのがまあ人工的に生み出された「最強のポケモン」なんですけど、彼はなぜ自分が作られたのかを考え続け、そして同時に強さをひたすら追い求めているわけですね。
それは彼が「最強」として生み出されたが故のアイデンティティだと思うんですけど。
そしてかの名言ですよ!
わたしは誰だ…
ここはどこだ……
誰が生めと頼んだ!
誰が造ってくれと願った…!!
わたしはわたしを生んだ全てを恨む…!だからこれは… 攻撃でもなく 宣戦布告でもなく
わたしを生み出したお前達への
"逆襲" だ
かっこいいっすねぇ(*^◯^*)
私は、ミュウツーの言ってることは全般的に尤もだと思います。
人の手で命あるポケモンという生き物を作り出して使役することは人間のエゴ以外の何者でもないし、いうならばミュウツーは被害者で可哀想ですらある。ブチギレるのも納得です( ˘ω˘ )
そもそも私がどうしてポケモンの世界にいまいち入り込めないかというと、ポケモンって戦わされてるじゃないですか。
まあポケモンたちが自分の意思でトレーナーに付いて戦ってるといえばそうなんでしょうし、ゲームだとデータだからなんとも思わないんだけど、アニメでぼろぼろに傷付いてる姿を見ちゃうと……うーん……(´・ω・`)
やっぱり「名探偵ピカチュウ」の世界線しか勝たんですね(´・ω・`)
なので私は気持ち的にミュウツー寄りの立場で見ていて、だからこそストーリーとしてはどう落とすのかとそわそわしていたわけですが、ラストはとてもよかったです。
どのように生まれても、生き続けていく……ほんとそうなんですよねぇ(´;ω;`)
主人公のために泣くピカチュウたちを見てミュウツーの心が変わったのは、きっと彼にはアイツーたちと過ごした記憶があるからなんでしょうね。
序盤の「悲しくて涙を流すのは人間だけ」というアイツーの台詞が伏線だったとは……本編に入るまで長いなーとか思っててすみませんでした\(^o^)/
ほかに印象的だったのはロケット団ですね!
彼らは主人公のライバル的ポジションなのかと思いきや全然違うじゃないwwwほっこり癒し枠じゃないww
特にニャースね!この子がいなかったらミュウの言ってることがわからなくて詰んでたし、コピーニャースと戦わずに語り合うところは後世に語り継ぎたい名シーンでした(ノ∀`)
あとはねー、かつてゼニガメLv.100と旅する女児だった私としては、戦い終わったゼニガメが主人公に駆け寄っていって抱きつくところできゅんきゅんしました(*´Д`*)♡
ゼニガメめっちゃかわいい……もう戦わなくていい。強くならなくていい。進化しなくていい。一緒にすみっコぐらしの世界線とかで暮らそう(´;ω;`)♡(?)
そんなこんなでね。
子供向けアニメだと思って軽い気持ちで観たら意外にも深い話で驚いたり、周りの制止を振り切って荒れ狂う海を渡った奴だけがえらいみたいな価値観は令和じゃ許されなそうだなーなどと思ったり。
とても良い作品でした。プライムビデオで配信されているので気になる方はぜひ。ED曲が小林幸子さんでこれまたびっくりよ(ノ∀`)