「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」観てきました!
待ってたよ!!待ってた!!
ガチのマジでこの一年これを観るために生きてきたと言っても過言ではない(`・ω・´)
あらすじ等は公式サイトや予告編にお願いするとして……
如何せん前作の「とびだす絵本とひみつのコ」の件がありますからね。
あれは終盤がほんっっとうに切なくて、自分でも引くくらい泣いてしまったから覚悟して鑑賞に臨んだんだけど、今回はそういう感じではなかったです。
やさしくて、穏やかで、もちろんみんなかわいくて、とても心が温まる素敵なお話でした(*´ ˘ `*)♡
今作は魔法使いとナイトパーティーがテーマなだけあって、映像がキラッキラしているシーンが多くてそれだけで楽しくなっちゃう!
https://twitter.com/sumikko_movie
映画館の画面の大きさと音響の良さもあって没入感がすごかったです!
あとは割とコミカルなシーンも多くて、周りで子供たちがクスクス笑っているのも微笑ましかった(ㆁᴗㆁ✿) シーソーで遊ぶたぴおかちゃんたちでめっちゃ笑いが起きてたよ!
今回一番ときめきを感じたのは、魔法によって「どうせ自分は生ゴミだし」とやさぐれてしまったとんかつちゃんを見て泣いちゃうえびふらいのしっぽちゃん!
いつも無表情なえびちゃんが涙を浮かべてて……大好きなとんちゃんが変わっちゃってよっぽど悲しかったんだね。とんえびはてえてえなぁ(´;ω;`)♡
やさぐれたとんちゃんは完全にこげぱんでしたなww
そしてすみっコのファンは必見! っていうくらいいろんな見どころが詰まっていましたね。商店街の全貌とか、すみっコハウスの間取りとかはじめて知ったよ!
キャンプ場のかわうそちゃんやパン教室のパン店長など、歴代のシリーズに登場したちょいキャラたちもたくさん出てきてとても賑やかでした。
ちなみに私は絵本「そらいろのまいにち」では本物とかげちゃんがおやつの虫を渡してくるところが一番好きなんだけど、映画でも虫を渡すかと思いきや「手ぶらでごめんね」とのことだったのでちょっと残念(ノ∀`) やっぱり映像で虫はあかんか(ノ∀`)
ストーリーに関しては、前作ほど大きな起承転結があるわけではなかったかな。とにかく終始とかげちゃんがやさしかった(´;ω;`)♡
ラストもあまり切なくはならなかったのは、前作のひよこ?ちゃんと違って今作のふぁいぶちゃんにはもともと仲間がいるというのが大きいかもしれません。
まあそうは言ってもとかげちゃんのおかあさん関連の話はそれだけで無条件に泣けちゃうんだけど><
そもそもすみっコたちってみんなそれぞれ事情を抱えたコたちの集まりなんだけど、中でもとかげちゃんが一番かわいそうかもしれないなぁって今回の映画で思いました。
嘘や隠し事があると終始後ろめたい気持ちが付きまとうものだし、出自のせいで大好きなおかあさんと一緒に暮らすこともできなくて……あれだけ仲良くなったふぁいぶちゃんにもやっぱり本当のことは言えないんだなって思うと、なんだか悲しくなっちゃう(´・ω・`)
それでいてとかげちゃんって人一倍みんなにやさしいのよね。とかげちゃんには本当に幸せになってほしいです。もちろんほかのすみっコたちもだけど(´・ω・`)♡
あとね、ふぁいぶちゃんの「夢ってなあに?」という質問にはハッとしました。
魔法でなんでも叶えられちゃう魔法使いには夢という概念がわからないというのも、なるほどなーと。
それぞれの夢や理想とはかけ離れている姿こそが彼らのアイデンティティだというのは、ちょっと切ない気もするけれどww
そうそう、一点気になったこと。
ふぁいぶちゃんが取り残されてどうしよう! とすみっコたちが慌てるわけだけど、間違えて連れて行かれちゃった水色たぴおかちゃんのことは特に誰も心配しないのねww
この世界におけるたぴおかちゃんたちの立ち位置の謎が深まりました(ノ∀`)
そんなこんなで。
楽しくて、優しくて、荒んだ心が浄化される素敵な映画だったので、ご興味のある方にはぜひ観ていただきたいです(`・ω・´)♡
今作もキャラ紹介から始まるので、前作を観てない方やすみっコぐらしをあまり知らない方でも特に問題なく観られると思います!
ただ前作をご覧になった方は絶対エンドロール見て。まじで見て。言われなくても見ると思うけどほんと見て。私あそこで一番感動しちゃったかもしれない( ;∀;)
公式サイト↓
前作の感想↓