この子はうちのガーゴイルゲッコーのしょこらちゃんです。
7月の下旬に、彼女を動物病院に連れて行きました。
ちょっと前からなんだか元気が少ない気がして……食欲も落ちたし、あまり用も足さないし。
一度気になるとあらゆる行動が異変のように思えてしまって、飼い主の方があたふたしてしまったり。
結論からいうと、抱卵しているだけで特に病気とかはありませんでした(ㆁᴗㆁ✿)
ともあれ当日のことを記録しておこうと思います！
病院に連れて行くの巻
今回かかったのは、都内にあるエキゾチックアニマル専門の動物病院。
完全予約制とのことで事前に電話で予約していきました。
なかなか混み合っているらしく、予約が取れたのは電話した日の5日後……仕方のないことだけど、当日まではずっと不安なまま過ごしていました。
そして迎えた予約当日。
如何せん梅雨も明けた7月下旬、朝から炎天下＼(^o^)／
変温動物のヤモリは高温と低温がダメなので、しょこらちゃんをプラスチックケース（別の子が子供の頃に使っていたちょっと小さめのやつ）に入れて、それを紙袋に入れて、さらに念のためタオルで包んだ保冷剤を入れて連れて行きました。
ただ電車の中は涼しいからその辺の加減が難しいところ。
今回は夏だったからまだなんとかなったけど、これが冬だとかえって病院に連れて行く方がリスクが大きいのかな……なんてことも思ったり。寒さはダイレクトに命に関わるから……(´・ω・｀)
診察を受けるの巻
いざ着いてみたら、予約が数日待ちだったのも納得。大混雑です＼(^o^)／
動物病院は数あれど、ほとんどが犬猫ばっかりでエキゾチックアニマルの類はなかなか診てもらえないもんねぇ( ；∀；)
予約時間に行ったのに結局一時間ほど待ちました。
そして「初音しょこらちゃんどうぞー」と呼ばれて診察室へ。
うちの子が苗字付きで呼ばれるの、なんかかわいいし嬉しいｗｗ
診てくださったのは、とても優しい男性の先生。
気になっている症状を話したあと、触診をしてもらったり、お口の中を見てもらったり。そしてレントゲンを撮ることに。
ちなみにその間しょこらちゃんはずっとそわそわしていました。いつもならおうちで寝てる時間だものねぇ、ごめんね(´・ω・｀)
出てきたレントゲンを見せてもらうと、おなかにくっきりとした卵の影が！
その横にもうっすらと白い部分があって、それは形成中の卵だからしばらくすると出来上がるそうな。
頭にも白く写っているものがあって、それはメスの子だけにあるカルシウムを貯めておく器官なのだそう。卵を産むのにカルシウムを多く必要とするから、そのために備わっているんですって。
こういうことって飼育用の本には書いてないからすごく勉強になりました。
一通りの診察の結果、特に異常は見られないとのこと。
無精卵を産卵をするということは成長期が終わっているということだから、食欲は少なくなるのが普通だし、用を足す頻度が少ないのも単に食べてないからというだけだから心配はないそうです。よかった(´；ω；`)
念のためということでカルシウムとビタミンが入った栄養剤をもらって、一週間ほど毎日舐めさせてあげてくださいとのことでした。
それと、水苔などを使って産卵用のスペースを作ってあげるとより安心して産めるかもしれません、と。
こういうご助言は本当にありがたいです。病院連れて行ってよかった……！
診察が終わってまた少し待って、お会計をしておしまい。
費用はだいたい一万円といったところです。これでこの子の健康と安心が買えるなら安いもんだぜ(｀・ω・´)
おうちに帰るの巻
帰る頃にはより気温も上がっていたので、熱くならないよう慌てて帰還！
とはいえ病院で異常なしのお墨付きをいただいていたので、行きよりはだいぶ気持ちが楽でした(◍´ᯅ `◍)
家に帰ってもやっぱりしょこらちゃんはそわそわ……うちに来て以来一度たりともお外に出たことがなかったんだもの、当然ですよねヾ(・ω・｀)
お水だけあげてあとはしばらくそっとしておいたんだけど、夜にはもう落ち着いていたので安心しました。
翌日爬虫類ショップでタッパーと水苔を買ってきて設置したところ、一週間ほどしてそこでしょこらちゃんが卵を産んでくれました！
この子は新しいレイアウトを入れるといつも律儀に使ってくれる……本当そういうところ愛しいですよねぇ(*´ ˘ `*)♡
病院にかかってみて、の巻
ひとことで言うと、病院連れて行ってよかったです！
普段から気になることがあるときは調べたり爬虫類ショップの店員さんに聞いたりしているけど、身体構造や病気の知識という点ではお医者様にはかないませんからね。
レントゲンを撮ってもらったことで、うちのしょこらちゃんは骨格からして美人なこともわかったし( *´艸`)（※飼い主はだいぶ親バカをこじらせています）
それと、やっぱりエキゾチックアニマル専門の病院で診てもらえるのは心強いと思いました。
以前別の子がかかったときは救急だったから総合病院のお世話になったんだけど、先生が「このヤモリは何？」というところからだったから診察中すごく不安で……その点爬虫類の先生はまさにプロフェッショナルという感じだったので安心してお任せすることができました。
まあこういう病院って少ないから住んでる場所によってはそもそも選択肢がないかもしれないけど……少数派な生き物を飼う身のつらいところですね。
ともあれ産卵を終えたしょこらちゃんは元気です！
元からおとなしい子だからいつもじーっとしてるけどｗｗ
病院がんばってくれてありがとう♡ いい子いい子(ㆁᴗㆁ✿)
これからもずっと元気でいてね♡
