シンエヴァ観てきました。
面白かったけど3時間拘束はしんどいね。膀胱が活動限界でしたわ_:(´ω`」 ∠):_ ...
……というのはさておき。
私はアニメ放送時のリアタイ世代ではなく、TV版とかの過去作は一通り楽しく観てきているけどそこまで強い思い入れがあるわけではない程度のライト層です。
でも今作は前からとても楽しみにしていたし、いかんせん前作のQが「は???」って感じだったからどうなるものかとそわそわしていたわけですけれども。
んで観てみたら、あまりにもちゃんと話が展開して、あまりにもちゃんと終わっていったから逆に拍子抜けしました\(^o^)/
もうね、観てる途中から「ああ、風呂敷が畳まれていく……畳まれていく……!」って思ってたものww
とりあえずみんな生きててよかったです。
Qでは何故かみんなから嫌われているところからのスタートだったシンジくんも、今回はみんなから好かれているところから始まったので安心ですね。
ずっとヘタレで受動的だったシンジくんがいろんな経験を通して、いろんなことに向き合って、受け止めて、前に進めるように成長したっていうのも、物語としては「正しい」のだと思います。ミサトさんと話すシーンがよかったです。
でもちょっと寂しいね。私はウブでナイーブなシンジくんも好きだったよ。
最後は綾波でもアスカでもなくマリさんとくっつくってのも、まあ妥当なところなのでしょう。
ただマリさんというキャラクターは最後まで正体がよくわからなかったし、特に彼女の人となりも掘り下げられることがないままだったので未だ掴みどころのない印象です。
友達の(好きだった女の子の、なのかな?)息子だから大事にするっていうならわかるんだけど、それだけではなさそうだよね……?
戦闘シーンに関しては私の動体視力では追いつかない部分も多かったです。(※Fateでも鬼滅でも同じことを言っています)
戦艦のシーンが多くてエヴァ自体の見せ場がちょっと少なかったかなっていうのと、スピード重視であまり重厚感はなかったかな……っていうのが正直なところ。初号機vs13号機はややシュールだし(ノ∀`)
弍号機のフルアーマーみたいなのはかっこよかったけどね。戦うアスカはいつだって最高です。
中盤あたりまでは割とわかりやすくエンターテイメントしていた今作ですが、終盤の怒涛の専門用語ラッシュには置いていかれました\(^o^)/
ゲンドウさんも今回めっちゃ喋ってたけど要は「ユイに会いたす(´・ω・`)」ってことでいいですか?
というか、やっぱり今回もわからなかったことがいっぱいです。前述のマリさんもそうだし、加持さんが重要な役割を担って死んでいったみたいだけどつまりなにをしてたの? とか、なんで冬月先生は頭パーンてなったの? とか、渚司令って? とか……いろいろ見落としてるのかな(´・ω・`)
もしもこの映画について「作者の気持ちを考えなさい」という問題を出されたとしたら、私は「作者はもうエヴァンゲリオンというコンテンツを終わらせたかったんだと思う」と答えたいです。それくらい綺麗で隙のないフィナーレだったように思います。
一方で、陰惨で理不尽で情動まみれだったエヴァのくせに丸く収まりやがって……! という気持ちも正直あります(ノ∀`)
まあでもいいんじゃないかな。25年もオタクの心を揺さぶり続けた作品だもの、いろんな意味でやっと成仏できた感があるよね。
けどやっぱりラストのシンジくんには言いたい。
おまえだれだよ(´・ω・`)