ことのいきさつ
先日、某サンリオショップでお買い物をしたときのこと。
お会計の金額が、思っていたよりも少しだけ高くなっていました。
咄嗟に「ん?」とは思った。
ただ、その日は紙のポイントカードをアプリのデータに移行してもらったり、手持ちの荷物を大きな袋にまとめてもらったりとやや立て込んでいたのもあり、まあ税込みだとこんなもんかーとやり過ごして、そのまま現金で払ってしまいました。(※私は著しく算数が苦手です)
その後おうちに帰って改めてレシートを見てみると、なにやら一番上に買っていない商品の名前が……!
その金額、550円……さて、どうしたものか( ˘ •ω• ˘ )
お店に連絡するべきか問題
これが数千円、数万円単位の金額だったら迷わずお店に問い合わせるところだけれど、550円という微妙な金額が悩むところ。
まあしょうがないかな〜と流せる金額ではある。
それにもし返金してもらえることになってお店に取りに行くにしても、普段あまり行かない場所なのもあって、交通費の方が高くなってしまう。
そもそもその場で言わなかった私も悪いし、今回は諦めようかな……とも思ったのだけれど。
よく考えたらこれ、お店の人もきっと困るはず。
きっと棚卸しの日とかに数や金額が合わなくてむぅむぅとなるのでは……ヾ(・ω・`)
こうなったら最悪お金は取りに行かないにしても、お店に一報だけは入れるべきなのではと思い、勇気を出して電話してみることに。
お店に電話
電話に出てくれたのは、いかにもサンリオのお姉さんって感じのかわいい声の店員さん。
サンリオのスタッフさんたちは男女問わずみなさん優しげでかわいらしい感じの方が多いです。
「実はこういう訳で……」とお話しすると、店員さんはとても謝ってくれて、確認して改めて折り返してくれることになりました。
そのときに聞かれたことは、
・名前(苗字)
・電話番号
・レシートに書いてある時間
の3点。
それと合わせて、「返金はお店に取りに来てもらう形と、現金書留で郵送する形のどちらがよいか」とも。
現金書留!その発想はなかった……! ということで、お手数をおかけして申し訳ない気持ちもありながらも、郵送でお願いしたいとお伝えしました。
少ししてから折り返しのお電話が。
先方でもレシートを確認してくれたようで、「一番上の550円の商品でお間違いないですか?」と聞かれ、そうだと答えるとそれはそれはご丁寧に謝罪してくれました。
「こちらもその場で気付くべきだったので……」と言ったら「とんでもない!」と余計に謝られてしまい、かえって申し訳ない気持ちに(´・ω・`)
そして郵送で返金していただくにあたり
・フルネーム
・住所
をお伝えし、それでは届きましたらお受け取りの程を……ということで電話は終了。
店員さんは終始真摯かつ親切に対応してくれました(´;ω;`)
そして返金へ
電話をしたのは夕方だったんだけど、その翌々日の午前中に速達で現金書留が届きました。早い!
中には袋に包まれた550円と、訂正のレシート。
そして、これまた丁寧な手書きのお手紙も一緒に入れてくれていました。
ああ、私がその場で言わなかったばかりにお忙しい中このようなお手数を……! と思いつつも、心のこもった対応をしてくれて嬉しくもあり……(◍´ᯅ `◍)
まとめ
これはもう10年くらい前の話なんだけど、別のサンリオショップで折り畳み傘を買ったとき、店員さんが傘袋をつけ忘れてしまったことがあって。
そのときも恐る恐る電話したら、店員さんがびっくりするほど達筆なお手紙とともに郵送してくれたことを思い出しました。
老夫婦で営まれていたお店で、いまはもうそのお店はなくなっちゃったんだけどね。
たとえお店側のミスだとしても、こうして丁寧に対応してくれると、許すどころか余計に好きになってしまうなーと思いました(´∩ω∩`*)
そして、不備に気付いたときはすぐに言わないとかえって迷惑をかけてしまうということも学んだので、今後は気をつけたいと思います><