りずろぐ。

ぬるくやわらかく

りずろぐ。

【欅坂46】「黒い羊」の感想と考察。これは志田ちゃんへの贖罪なのかな……?

 

 

欅ちゃんの新曲発売されたやでーーー( ´ ▽ ` )ノ

どうぞ聴いてってやでーーー( ´ ▽ ` )ノ

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はい、本日の布教活動終了。

初音りずです♪

 

てことで、欅坂46黒い羊」の楽曲とMVの感想とか考察とかもろもろです\(^o^)/

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楽曲のこと

デビュー曲の「サイレントマジョリティー」に始まり、「不協和音」「ガラスを割れ!」と一貫して意思を貫くことを是としてきた欅ちゃんだけど、ついに心が折れかけてしまった……(´・ω・`)

それでも最後には「白い羊なんて僕は絶対になりたくない」とギリギリで踏みとどまってる的な。

間奏のパイプオルガンの優しいメロディからラストに繋がるところが好きです( ˘ω˘ )♡

 

たぶん、これが一期生だけの最後の曲になるんだよね?

そう考えると次回作は二期生が入ってまた新しい風を吹かせてくれるでしょうから、ここでひとつ挫折という経験をしておく……というのが欅のヒストリーに必要だったのかもしれないなーなんて。メタ思考\(^o^)/

 

 

MVのこと

最初に見たときは気圧されて思わず息ができなくなってしまった。世界観と表現力がすごい(小並感)

 

前作の「アンビバレント」は煌々と光が射し込む白い建物だったのに対して、今回はものすごい閉塞感。暗い。映像も内容も暗い。

暗い上にてち以外のメンバーあんまり映らん。映っててもエキストラに紛れてて見逃しちゃったり。最初「今回ぺーちゃんいる……?」って思っちゃった\(^o^)/

 

長回しで繋がってる映像は線香姉妹の「302号室(推しなので動画のリンクを貼る)でもあったけど、今回はそれの大規模版って感じ。構成練るの大変だっただろうなー><

映像作品として見応えがあるから、何度も何度も繰り返し見たくなる……!

 

にしても。アンビバのときもちょっと思ったけど、みんな表情がすごく良くなったよね!手首切って泣いてるみいちゃんとか思わず助けなきゃって思ったもん(ノ∀`)

でも個人的に今回のMVPは虹花ちゃんだなー。演技が上手だし、何よりラスサビでてちを抱きしめてからそっと離すところにぐっときてしまった(´;ω;`)

あとはゆいぽんのすっ転び具合があまりにも見事で……膝とか大丈夫かなぁヾ(・ω・`)

 

ひとりひとりに役の設定があるらしく、何人かはメディアとかで明かしてくれてるから、そういうのを知るとより面白い。土生ちゃんはどういう役柄だったんだろう。ところで今回の土生ちゃんイケメンすぎませんか?

関係ないけど、土生ちゃんが肩を抱いてるセーラー服の女の子が一瞬ずみこに見えて「!?!?」ってなったよ\(^o^)/

 

 

「僕」とてち

この曲の「僕」って、てちそのものだよね……?

だったら一番抱きしめてあげなきゃいけないのはてちじゃないの……!(´;ω;`)

「僕だけがいなくなればいいんだ」とか、「そこにいなければよかったと後悔する」とか……てちはもう欅にいたくないのかな、欅に入らなければよかったって思ってるのかな、と思うと悲しくて……(´・ω・`)

MVではてちがみんなを救いに行くけど、じゃあ一体誰がてちのことを救ってくれるんだろう、なんて考えてしまった(´・ω・`)

 

「月曜日の朝、スカートを切られた」の「あんたは私の何を知る?」とか、「エキセントリック」の「もうそういうのうんざりなんだよ」とか、これまでてちのパートは尖ったフレーズが印象的だったのに対して、今回の「全部僕のせいだ」の震えた声があまりにも悲痛で……(´;ω;`)

 

これが他のグループの曲だったら「まあ秋元先生が書いた詞ですからww」と深く考察はしないんだけどね。てちは特別みたいですから。

「何もてちのせいじゃないよ」って言ってあげたくなるよね。まあ「お前誰やねん」って話なんだけどね。「お前が何を知ってんねん」ってところでもあるんだけどね。ごめんなさい(自己完結)

 

 

「避雷針」へのアンサーソング……?

私、この曲ってもしかして「避雷針」と繋がってるんじゃないかと思うのですよ。作曲も同じナスカさんだし。

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「遮断機」から始まる避雷針と、「信号」から始まる黒い羊。

「いつだってそばで立っててやるよ」という避雷針と、「それでも僕はいつだってここで悪目立ちしてよう」という黒い羊。

髪の毛を染めろと言う大人は何が気に入らない?反逆の象徴になるとでも思っているのか?

って、これ志田ちゃんのことでは……?ヾ(・ω・`)

 

「避雷針」はあらゆる批判を一身に受けるてちを志田ちゃんが守ろうとする曲で、「黒い羊」は志田ちゃんという避雷針を失ったてちが傷付きながらも立ち上がる曲なのかなー、とか。

MVは事故(事件?)現場から始まっててちがみんなを抱きしめに行くけど、あれは志田ちゃんを失ってしまったてちがもう誰も失わないようにみんなを救いに行くという話なのかなー、とか。

 

んー、でもわかんない。全然関係なかったらちょっと恥ずかしい\(^o^)/

とはいえ、欅坂というグループの背景とかは差し置いてこの曲だけで見ても胸に響くものはあるし、欅坂を知らない人が聴いたらもちろん違う受け取り方をするでしょうから、やっぱり解釈は人それぞれで……ってことでいいのかも。

 

 

まとめ

きっと、「黒い羊」の部分を持ってない人なんていないと思うのですよ。誰しも多かれ少なかれ周りから疎まれるような何らかの要素を持っているはず。

それでも、社会の中で生きていくには「白い羊」のふりをするしかない……そう考えると、歌詞に出てくる「自らの真実を捨て白い羊のふりをする者」だって、内面では大きな葛藤があるはずで。

もしかしたら本当は「白い羊」なんてどこにもいなくて、誰もが「黒い羊」であり「白い羊のふりをする者」なんじゃないかなって、そんなことを思いました。

 

5分程度の曲と映像でいろんなことを考えさせられてしまうから、欅ちゃんたちはやっぱりすごい!(`・ω・´)

これからの活躍も楽しみ!あとはてちが調子を崩さずにいてくれたらいいなーと思います(´∩ω∩`)