やっほーみんなー自己肯定感足りてるー?
私は足りてなーい\(^o^)/
ブログを始めてから、「自己肯定感」というワードをよく目にするようになった。
ひとことで言うなら「ありのままの自分を受け入れること」って意味でいいのかな。
あれができるとか、これが得意とか、スペックがどうだとか……そういうのを抜きにしても、自分は尊い存在だと思えることらしい。
幼少期に親からたくさん愛情を注いでもらえると、自然とこういう意識を持てるようになるんですって。
この自己肯定感というものが、何かに挑戦する意欲や自信に繋がるんだそうな。
で、逆に自己肯定感が低いとどうなるかというと……
言うなれば、とんでもネガティブ人間になってしまうということらしい/(^o^)\
意欲がない、落ち込みやすい、虚勢を張る、いつも不安や心配が絶えない、褒められても素直に受け取れない、えとせとらえとせとら……
何を隠そう、私もこちら側の人間です(ノ∀`)
不幸自慢や環境のせいにしてもしょうがないから多くは語らないけど、いわゆる機能不全家族の中で育ってきたから、その間に自尊感情なんてものも死んでしまったんでしょうね。よくわかんないけど。
さて、ブログ界隈だとよく自己肯定感に関する記事をお見かけするね。
ご自身の体験談を書いているものもあれば、ただただ「あなたは大切なのよ」ということを繰り返しているものもあるし、自己肯定感を持つためのアドバイスが書いてあるものもある。
特にアドバイス系の記事は人気があると見えて、コメント欄やブコメに「参考になりました!」や「やってみます!」といったコメントがたくさんついている。
そういうコメントをしている人に、ぜひとも聞いてみたいんだけど。
それで、自己肯定感を持てるようになった?
誤解のないように言っておくけど、そういった記事に対して否定や批判をしたいわけではないのよ。
それで救われる人は、きっとたくさんいると思うから。
ただ、私のようなひねくれ者だと、そういうアドバイスを素直に受け入れることが難しいってだけで。
体験談を読めば「ああ、この方は苦労されてるのね……」って思うし、アドバイスが書いてあるのを見れば「ああ、この方は優しい人なんだろうな……」って思う。
でも、それだけなのよね。「あなたは特別なのよ。価値があるのよ。大切な存在なのよ」って言われても、そんなヴェルタースオリジナルみたいなこと言われても……って思っちゃう><
とはいえ、そうは言っても自己肯定感のなさが生きづらさに繋がっているというのは実感してるし、そういう意識を持てたら楽なんだろうなー、とはちょっと思う。
だから書いてあるアドバイスを実践してみようとすることはあるんだけど、これがまあ続かない。続かないっていうか、そもそもできない。
例えば、「「私は特別な存在です」と声に出して○回言ってみよう」みたいなやつ。
何度かやってみようとしたことはあるけど、やばい。抵抗感と嫌悪感が半端ない((((;゚Д゚)))))))
一度「私は特別な存在です」なんて言おうものなら、その数十倍の自分を引きずり下ろす声が聞こえてくる感覚……はあ?あんた馬鹿ぁ?何がどう特別なの?何でも人並みにこなすことすらできないくせに。なんにもいいとこないくせに。頭も容姿も要領も悪くて、そのくせだらしない上に根性もないくせに。あれもできなかったし、これも失敗したし、本当に人に迷惑をかけてばかりで、さっさと消えればいいのに……
別に謙遜や卑下ではなく、本当にそうなんだけどね。
だから自信を持っていいわけがない、こんな自分を受け入れていいわけがない、むしろこんなダメな自分を受け入れて楽になろうとしてること自体が甘えであり悪であり、やっぱり私はゴミだな……っていうところに落ち着く。完全に悪化する。
他の手段も同じようなもので、「できなかったことよりもできたことに目を向けましょう」とか言われても「この程度のことで自分を褒めるなんて……」ってなるし、「ポジティブな人のそばにいましょう」とか言われても「私なんかがいたら相手の邪魔になるから……」ってなる。
決してそういう具体的な手段に効果がないとは言わないよ。
書き手だって実際に効果があったから書いてるんだと思うから(ネット上の受け売りだけでアドバイスを並び立ててる記事は糞だと思うけど)。
きっとこういうのは続けてこそのものなんでしょう。
ただ、これだけの抵抗感と嫌悪感があることを続けるのは、よほど強い信念を持っていないと難しいと思うのよ。
むしろ私のようなネガティブこじらせ人間だと、続けられなかったことがまたひとつの失敗体験になって「やっぱり私は糞ゴミカス人間だわしにたい……」みたいになるからね。おそろしいおそろしい。
思うんだけど、自己肯定感を持つためには、まず「自己肯定感を持つことに対する抵抗」をなくすところから始めなきゃいけないんじゃないかなーって。
軽くググっただけでも「自己肯定感を高める○個の方法」みたいなのがいろいろ出てくるけど、この抵抗をなくす前にいろいろ試したところで、きっと上手くはいかないと思うの。
じゃあどうすればその抵抗がなくなるかって話なんだけど、これはたぶん、人の力を借りなきゃできないことなんだと思う。
先ほどの「私は特別な人間です」と声に出す方法にしても、途中で「うわあああああああもう無理ーーーーーー><」ってなったとしても、目を見て手を握って「だいじょうぶだいじょうぶ」ってしてくれる人がいれば、きっと上手くいくんじゃないかな。
だって、小さいうちから親によって築き上げられてきた自己否定だもの。同じかそれ以上の時間をかけて、誰かに愛情をかけてもらわなきゃどうにもならないと思う。
ま、そうは言ったってそんなことまでしてくれる殊勝な相手にめぐり合うことが大変な困難な上に、相手に迷惑をかける罪悪感でしにたみが極まるから本当に救いようがないんですけどね!\(^o^)/
そのために有料のカウンセラーさんという方々がいるのかしらね。私はお願いしたことがないからなんとも言えないけど。
だから結局自分ひとりでできることなんてのは、できるだけ「自己肯定感」なんてものについて考えないことだけじゃない?
根本的な解決は諦めて、できるだけ健康で楽しく機嫌よく過ごすことに専念する以外にない気がするよ。
そのための筋トレ……そのための睡運瞑菜……
まあこれも社会で生きていく以上ストレスは避けられないし、何かと不安の多い世の中ですし、とても前向きにはなれないよねー><
ということで何のオチも救いも改善案もない話でしたけど、しんどくてもまあなんとか一日一日を生き延びていくしかないよねーってところです!