りずろぐ。

ぬるくやわらかく

「チャック開いてますよ」というテレパシーを送ることに成功した

 

 社会の窓が開放的な人へ口頭で指摘しにくい時、または論破しきれなくなった時に使えるフリー素材です。

 

通勤中の電車でのこと。

今朝は運良く、中間地点の駅から座席に座ることができた。

たかだか10分程度とはいえ、ここで座れるだけでHPの消耗を多少は抑えられるというもの。ありがたやありがたや(∗•ω•∗)

 

わずかな時間だけれど有意義にネット巡回にでも勤しもうかしらと思ったとき、私の前にサラリーマンの男性が立った。

 

チャックが開いていた。

 

チャックが開いていた。

 

※大事なことなので2回言いました。

 

ええ、まあ、そういうこともあるでしょう。あるよねー閉め忘れちゃうとき(ノ∀`)

私は特に気に留めず、Twitterのアプリを開いてタイムラインを追い……いやいやいや。無理よそんなの。

だって気になるよーーーーー(´∩ω∩`)

 

チャックが開いてるとどうしてついつい見ちゃうんだろうね><

誤解のないように申し上げておくけれど、決してその奥が見たいとか、そういった邪な気持ちは一切ないのよ><

ただ「開いているチャック」に目がいってしまうっていう、それだけのことで><

 

そんな社会の窓からこんにちはなサラリーマンを前にして、思考を巡らせる。

チャックが開いている人に対して、指摘するのが優しさか、見ないふりをするのが優しさかヾ(・ω・`)

 

もし自分だったら……私だったら、指摘してもらえる方が嬉しい。

言われた瞬間は恥ずかしいかもしれないけど、気づかないままずっと恥を晒し続けるよりはずっといい。指摘してくれた人には感謝しかない><

 

でも、これは私の場合であって、他の人はそうではないかもしれない。

異性に指摘されるのは嫌だという人もいるかもしれないし、チャックを閉めたくても閉められない事情があるのかもしれないし、あるいはわざと開けておくファッションなのかもしれないし……

 

……否。ごめん。これは8割くらいは綺麗事。

所詮は私が人に「チャック開いてますよ」と言う勇気がないだけ。

それで相手を不快な気持ちにさせてしまったり、「なんだこいつ」って思われたりするのが怖いだけ……結局は保身なんだ(´・_・`)

 

というか、そもそも座った状態で立っている人に「チャック開いてますよ」と言うにはそれなりの声量が必要なわけで、それはさすがにデリカシーがなさすぎるから、現実的には伝えることは不可能なのよね(゜〜゜)

 

私は悩んだ末、念を送ることにした( ( ( ( ( (゚-゚) ) ) ) ) )

あまり露骨に見つめるのもアレだから、10秒に一回程度「チャック開いてますよー」っていう視線を向けてみる。

さっきからもうそちらにばかり気を取られていて、文字コンテンツはさっぱり頭に入って来ないものだから、意味もなくスヌーピーパズルゲームをしながら。

 

しかしサラリーマンの男性はまったく気づいてくれない><

いや、わからない。本当は気づいているけど無反応なだけかもしれない。

朝の混雑した車内だと立っている人と座っている人の距離も近いから、こちらからだと顔は見られないし。その男性が何歳くらいなのかすらわからない。

 

そろそろ心が折れかけてきたとき。

男性がぴくっと反応した。テレパシーが通じた感触があった……( °-° )!!

 

だがしかし、男性が手を伸ばした先はズボンのウエスト部分……ベルトのあたり。

ズボンがずり下がっているように感じたのだろうか、腰のところを掴んできゅっと上に持ち上げる。

違う……そうじゃない……!><

 

そのとき、電車がガタンと揺れた。立っている人たちも同時にがくっと揺れる。

私も一瞬「おっ」となったあと、再び件のサラリーマンを見て驚愕した。

 

チャックが……閉まっているだと……!?((((;゚Д゚))))

 

まさか、私が目を離していたあの一瞬の揺れの間にチャックを閉めたというの?なんという早業……!なんという手練……!

どう考えても素人にできる動きではない。私は思った。この人はチャック閉め忘れ常習犯なのではないかと。この熟練された動きは、相当の場数の上で習得されたものなのではないかと。

 

……そんなことを考えているうちに、職場の最寄り駅に着いた。

男性も同じ駅で降りていった。降り際にひと目だけでもどんな人だったのか見ようとしたけれど、すぐに人の波に飲まれ、同じような風貌のサラリーマンの多さに見失ってしまった(´・_・`)

 

 

どんな人だったのかはわからないけれど、あの満員電車の中で、テレパシーが通じ合ったということは確か(`・ω・´)

きっとこれも何かの縁……願わくば彼が幸せに、そして今後はチャックを閉め忘れずに過ごしていただきたいものだ(*´-`*)