※ネタバレあります。
※これを書いてる人は乃木坂46及び生田絵梨花ちゃんのファンです。
「あさひなぐ」観てきました。
いやー非常に素晴らしい映画でした!(*゚▽゚*)
なんてったって開幕5分で白石まいやん様に侮蔑の目で「変態」と罵っていただけるだけで1800円の価値はある!
あとお風呂上がりにタオル一枚で体重を測ってるなーちゃんがどちゃくそエロかった!近くに座ってた男子高校生たちもどよめいてたもの!ありがたやありがたや( ˘ω˘ )
……ゲスなことばっかり言ってないでちゃんと書きます。
映画「あさひなぐ」とは
乃木坂46のメンバーが主要キャストを務める映画でござんす。主演は西野七瀬ちゃんでござんす。
原作はこざき亜衣さんのコミックでござんす。
10秒でわかる「あさひなぐ」のあらすじ
運動音痴な高校1年生がひょんなことから薙刀部に入部し、個性的な仲間や先輩たちに囲まれて、なんやかんやありながらも強く成長していくお話。
それで感想だけれども、本当に良かったよ!面白かった!
ぶっちゃけ言うとね、観る前は全然期待してなかったの。
所詮アイドル映画、って言ったら失礼だけど……乃木坂ちゃんたちがどれだけ演技できるかも知らなかったし、「みんなかわいかった♡」くらいの小並感が得られればいいやと思ってたの。
何より私はこのいくちゃんが見られればそれで良かったんだ><
それがまあ、想定外なほどに面白くて逆にびっくりよ!
漫画をそのまま映画にしたみたいなコミカルさ(原作は読んでないけど)、随所に入るギャグ要素、熱いシーンでは過剰なまでに引き立ててくるBGM、そしてやっぱり乃木坂ちゃんたちはどのカットでも美しくて……もう、アイドル×エンターテイメントはこうでなくっちゃ!っていうくらいの楽しさだった!
ストーリーも王道を征くスポ根だから、意外な展開とかはないけど安定して見られる感じ。
先輩の無念を後輩が晴らすとか、へっぽこな主人公が愚直に努力して最後に勝つとかっていうのは定番だけど熱いよね!
演技もみんな上手だった……ナメててごめんなさいとしか言えない( ;∀;)
登場人物みんな個性が強いんだけど、割と演じてる本人と合ってた。松村沙友理ちゃん演じる紺野さんなんか常にニコニコしてるちょっと浮世離れした女の子で、まっちゅんのまんまだーとか思った( *´艸`)関係ないけど紺野さんが持ってる薙刀入れがピンクでかわいいなーと思いながら見てた♡
そんな中で意外な役どころだったのが、桜井玲香ちゃん演じる八十村さん。
あのぽわぽわした玲香ちゃんがヤンキーっぽい子の役やってるーーーって\(^o^)/
元々お顔立ちがはっきりしてるから格好なんかはお似合いではあるんだけど、仕草や座り方ひとつにしても普段の玲香ちゃんにはない荒っぽさが出てて……なんていうか、やっぱりプロだなー、役者さんだなーと思った(´;ω;`)
あとはやっぱり伊藤万理華ちゃんかな!
部長さんの役ってことで、ビジュアル的にはぶっちゃけ地味というか、あんまり盛れてないというか……でも、そんな「そのへんにいそう」感をナチュラルに演じられるのがまりっかの実力なのよね。
良い意味でアイドルらしくなくて、本職の役者さんみたいだった!
いくちゃんについてはもう……髪長いいくちゃんかわいかった♡ポニーテールでかわいかった♡熊本弁で喋るいくちゃんが新鮮でかわいかった♡強気な発言しちゃうところもかわいかった♡低めの声で「はい」って返事するところがかわいかった♡たびたび(゜〜゜)みたいな顔をするのがかわいかった♡ラストのいくちゃんは言わずもがな♡とにかくいくちゃんかわいかった♡(推しを前にすると途端にIQが3程度にまで下がるオタク)
にしても、みんな薙刀をやる役を演じるにあたって相当練習したんじゃなかろうか……
基本的な動作だけでもすごい難しそうだったよ><みんな頑張ってた><
登場人物でいえば、男性陣がこの作品を盛り上げてくれていたように思う。
顧問の先生が逐一面白くて、出てくるたびに笑っちゃう(ノ∀`)めっちゃいいキャラだったよ先生!真春先輩を「ミヤジ・マハール」みたいに呼ぶのがなんか好き(ノ∀`)
真春先輩の弟も……私は悪いアイドルオタクだから、たとえ作中であっても「おいコラなに七瀬に触ってんだコラ」って思っちゃうんだけど(推しじゃない上に触っただけでこうだから、本当にロミジュリ見に行かなくて良かったと思う)、こういう「恋未満」な存在がいることによってより部活に打ち込むシーンが映えるなーと思った。脚の痣をバッグで隠すところがいじらしかったね♡
あと普通にいい奴だったし。……でもさ、こういうこと言ったらあれだけどさ、お下がりの篭手ってなんか微妙だよね……(´・_・`)
印象的な場面でいったら、やっぱり合宿かなー。
寿慶さん迫力ありすぎやろ……こっちまでびびるわ……((((;゚Д゚)))))))
私も昔剣道やってたから、稽古のしんどさとか、怖さとか、いろいろ思い出して共感してしまった……八十村さんが「こいつぜってー殺す!!」って言いながら向かっていくのとかすごいわかるよ、私もそう思ってたもん( ;∀;)
寿慶さんは稽古の厳しさも見たままだけど、心理的な面や部員に対するコメントも、女同士の容赦なさがびしびしと……本当おっかねーです( ;∀;)
夜のシーン、紺野さんが目を開けたまま寝るのが面白かったけど、がっつりメイクしたままなのが気になった><そうよね、アイドルだもの仕方ないよね><
そして、最後の試合。
それまで守備一辺倒だった野上先輩が上段に構えるところ、めっちゃ良かった!
真春先輩も、前の試合で負けたことにしても部員からの態度にしても、プライド折られまくりだったと思うけど……それも必要なことだったのよね。
そういうのも全部乗り越えて強くなった真春先輩、素敵でした!
エンディングの「いつかできるから今日できる」も、前回は割とボロクソに言っちゃったけど、映画のラストにはぴったりで爽やかな後味を残してくれた!映画の主題歌としてはこれくらい無難にまとまった曲で良かったのかもしれないね。
……そんな感じで( ˘ω˘ )
本当に楽しくて面白くて熱い映画だった!もう一回観に行きたいくらい(*゚▽゚*)
でも、どうなんだろ……乃木坂のファンでない人が見ても楽しめるのかって言ったら、よくわからない。
ぜひ非オタの方の感想を聞いてみたいなー……って、この映画はそもそも乃木坂ファンしか観に行かないか><
今回得た学びとしては、本当にかわいい子は鼻血が出てても、鼻にティッシュ突っ込んででもかわいいんだなってことです(σ・ω・)σ