りずろぐ。

ぬるくやわらかく

りずろぐ。

従姉妹(14歳女子)への接し方がわからない

 

あんなに小さかった従姉妹も、この春で中学3年生になるらしい。

 

昨日はあんな記事(http://lizune.hatenablog.com/entry/2017/03/10/224227)を書いておいてなんだけど、やっぱり自分の従姉妹には特別な思いがある。

そりゃそうだ。産まれたときから見てるんだし。

 

従姉妹は小さい頃から私によく懐いてくれた。

一緒にお風呂だって何回も入ったし、寝かしつけもしたし、シルバニアファミリーや縄跳びでたくさん遊んだりもした。

「お姉ちゃんはプリキュアのこまちちゃんみたい」っていうのは、至上の褒め言葉だと思った。彼女はこまちちゃんが大好きだったから。

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最後に会ったとき、確か従姉妹は小学2年生だった。

「今もプリキュア見てるの?」と聞いたら、「プリキュアはもうあんまり興味ない」と言っていた。

大人になってきてるんだな、と思った。

その時の彼女はジュエルペットにハマっているということだったので、お誕生日にはルビーちゃんのぬいぐるみをあげた。大変よろこんでくれて、ひらがなだらけお礼のお手紙と、折り紙まで送ってくれた。

ジュエルペット メールでおはなし ノリノリ通信ルビー

ジュエルペット メールでおはなし ノリノリ通信ルビー

 

 

 

そんな彼女もやがて小学6年生になった。

クリスマスも近い頃、私は彼女に「最近は何に興味があるの?」と聞いたら、「YouTuberのマホトくん」と言っていた。

とうとう私にはわからない領域にきたな、と思った。

それでも彼女のことを知りたかった私はすぐさまそのマホトくんとやらの動画を見た。なるほど、まあ確かに面白い。

けれど、残念ながらプレゼントをあげるときのヒントにはならない。私は叔母を通して、彼女が他に何を好きなのか聞いた。

SEKAI NO OWARIですって。ジェネレーションギャップを感じた瞬間だった。

当時大人気だったセカオワさんのグッズは手に入らなかった。仕方がないので、私はSWIMMERで買ったかわいいヘッドホンを贈った。

彼女からは、「プレゼントありがとう♡♡SWIMMER大好き♡♡」と、デコメでキラキラしたメールが送られてきた。いつの間にかタブレットを持っていたらしい。

 

 

中学生になり、運動部に所属し始めた彼女は毎日忙しいらしく、あまり連絡を取ることもなくなった。

今では、彼女の趣味や動向を知る手段はLINEだけだ。プロフィール画像やタイムライン上でのお友達とのやりとり、設定している曲なんかで、彼女が今何に興味があるのかを探っている。

ONE OK ROCKはわかる。[Alexandros]も少しは知ってる。KANA-BOONは……KEYTALKは……もうわからない。

 

LINEで見る彼女は、まさに青春というような日々を送っている。

部活の大会に出たり、セカオワさんのPVの聖地に行ったりしているようで、彼女のタイムラインにはSNOWで撮った自撮りや、プリクラの画像で溢れている。

それに、叔母の情報によれば彼氏もいるらしい。美人な彼女は小学生の頃からモテているという話だったけれど、まさか彼氏までいるとは……

 

そんな彼女に何をあげたら喜んでくれるのか、正直わからない。

自分が中学生の頃を思い出しても、全く参考にならない。何故なら私は彼女と違って、イケてない寄りのJCだったから。

当時の私なんてゲームばっかりやっていたし、その頃の私にとって恋愛とは「ときめきメモリアルGirl's Side」以上でも以下でもなかったから。

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結局、中学生になった彼女には無難なものばかりを贈り続けている。

運動部ならタオルやコロンなんかはたくさん必要だろうし、JCならみんなかわいいポーチを集めたりするだろうと思って。

その度に彼女からはLINEで「プレゼントありがとね」というシンプルなメッセージと、なにやら個性的なスタンプが送られてくる。

 

 

こうして彼女も大人になっていくのだろう。

もう、プリキュアジュエルペットではしゃいでくれる彼女ではない。手を広げたら駆け寄ってきて抱きついてくる彼女ではない。

わかってはいるんだけど……寂しい。

中学生でこれだけわからないということは、きっと高校や大学と進むにつれて、もっとわからなくなっていくんだと思う。

もう何年も会っていないけれど、次に彼女に会ったとき、私はどうやって彼女に接すればいいんだろう。

 

 

それでも、私は従姉妹のことが大好きです。