私ね、今までの人生で太ったことってほとんどなかったの。
物心ついたころからずっとガリガリとして生きてきたの。
人生で一番体重があったのが中学生の時で、たしか41kg台だったと思う。
高校一年生のときにストレスで35kgまで痩せて、それからかれこれ10年近く37kgから38kg台で安定してた。
それがね、この冬だけで一気に42kgまで増えたの。
5kg増よ。いやー不摂生ってこわい。
さて、5kgも体重が変わると、見た目も感覚もいろいろ変わるわけですよ。
今回は体重が増えて良かったことと悪かったことを書こうと思います。
体重が増えて良かったこと1:体調が良くなった
これが本当に良かった!
貧血で、事あるごとにふわふわ型のめまいに悩まされてたんだけど、それがだいぶ軽減された!
いつも意識が半分ぼーっとしてるのがスタンダードだと思ってたから、体重が増えるだけでこんなに変わるんだって感激した。痩せすぎってやっぱり良くないんだね。
体重が増えて良かったこと2:顔が健康的に見えるようになった
どんなによく寝て、今日はすこぶる体調がいいっていう日でも「大丈夫?具合悪くない?」って言われる程度には主張が激しかったクマが、あまり目立たなくなった。
頬もふっくらして、やつれてる感がなくなった気がする。若く見られたりもしたよ。
もうLとは呼ばせない。
体重が増えて良かったこと3:胸が大きくなった
これは女性特有ですね。1サイズくらい上がった感じがします。
いままで数多のバストアップ法を試して、何一つ効果を出せなかった強靭なまな板の持ち主である私だけど、やっぱり太ると必然的に胸にも脂肪がつくみたい。
そりゃもう……意味もなく揉むよね。(*ノωノ)キャッ
全国のバストアップに悩める乙女たちは、とりあえず太ればいいと思うよ!
体重が増えて良かったこと4:骨が当たって痛くならない
痩せてる人ならわかってもらえるかと思うんだけど、固い椅子や床に座ったとき、お尻が痛くならない?
あとさ、横向きで寝ると膝の内側同士で骨が当たって痛くない?
そういうのがあまりなくなった!地味に切実だったから本当によかった。
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さてさて、太ってみたら意外と良いことはたくさんあったよ。
でもね、やっぱり良くないこともいろいろあった。
体重が増えて悪かったこと1:自己嫌悪が半端じゃない
何より辛いのはこれ。太った自分というものが受け入れられない。
体育座りをして、お腹に引っ掛かりを感じたときなんて本当に悲しくなる。
自分の身体に余分なパーツがついたみたいな違和感と嫌悪感……
自分がすごく醜く感じて、いつも脳内で自分自身を罵倒する声が聞こえてた。
体重が増えて悪かったこと2:美味しく食べられない
「あっ美味しそう!」て思っても、咄嗟に「でもこれ食べたらまた太る……」って思ってしまう。
食べたとしても、美味しい♡って喜べるのは一瞬で、すぐに脳内から「そうやって食べるから太るんじゃないの?」って声が聞こえてくる。
お腹いっぱいになっても後悔するばかりで全然満たされない。これって悲しいよね。
体重が増えて悪かったこと3:手持ちの服がきつくなる
物理的に困るのはこれ。今までウエストに余裕のあったボトムが、一瞬お腹を凹ませないとボタンを留められないの。
それで何か食べたりすると、食後はもう吐き気との戦いよ。グエー。
あと、お洋服を買うときに今まで通りSサイズを試着すると微妙にきつくて、「あれ……これはMが必要なのでは……?」っていう感じ。初めての感覚だった。
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やっぱり5kgって違う。特にガリガリにとっての5kgは違うと思う。
で、結局今どうしてるかというと、元に戻そうと頑張ってる。
確かに、実際太ってみたら良いことはたくさんだったし、その方が健康的なのはわかってるし、周りからは「もっと増えてもいい」とも言われるんだけど。
でも、どうしても太った自分っていうのが許せなくて。
というより、太るような生活をしてしまった自分のだらしなさが許せない、という方が近いかもしれない。
このままじゃ自分を好きになれないなって思ったの。
というわけで、絶賛レコーディングダイエットしてます✩
まあまだ始めて一ヶ月も経ってないけどね!こちらの経過もいずれ書けたらなーと!
あ、あとこういうこと書いたら絶対「そんなのやめときなよ!」とか「拒食症の疑いがあるのでは?」とか「日本人女性の痩せ信仰云々」とかいろいろ思われそうだけど、大丈夫だよ。私は元気です。
普通に食べてるし、甘いもの大好きだし、元々背格好が小柄だから体重の割にはふっくらしてるしね!
最後にこれだけは言わせて。
私を太らせた要因の一つであるこれ……こいつは悪魔だぞ!